大富豪・大貧民といえば、トランプゲームの定番なので遊び方は知っておきたいですよね!
でも、大富豪のルールって地域によって少し違ったりするのが厄介。
なので、今回の記事では『地域差の無い基本となる大富豪の幹となる簡単なルール』を中心に紹介していきますね。
それでは、本題の大富豪/大貧民の簡単な基本ルールを見ていきましょう!
大富豪の簡単ルールとやり方
まず、大富豪のゲームの大まかな流れは、
- カードを均等に配る
- 順番を決めて最初の人からトランプカードを出す
- 次の人からは前の人より強いトランプカードを出す
- 出せない場合はパスもアリ(最後に出した人までパスが回ったら、一度中央のカードを流してその人からカードを出す)
- そして、最初に手札を無くなった人が勝ち。(最下位まで決める)
そして、そのゲーム毎に勝った(上がった)順番で
「大富豪」1人
「富豪」1人
「平民」プレイ人数で変わる
「貧民」1人
「大貧民」1人
という役割が振り分けられる。
これはただの役割でなく、『勝った者(大富豪・富豪)は次のゲームで優遇』され、『負けた者(貧民・大貧民)は次のゲームで劣遇』されてゲームプレイすることになるわけです。
ただ、平民だけは例外で優遇・劣遇はなく1ゲーム目と同様。
これが大富豪の醍醐味で、下の階級から勝ち上がる楽しみもあり、大富豪で居続ける楽しみもあるわけです。
大富豪の流れを画像で見よう!
①まずは、参加人数に均等に配る

まずは、参加人数に応じて均等に!
順番を決めて最初の人から好きなトランプを出す。
次の人は前の番の人より強いカードをルールに従い中央の場に出していく、そして先に手持ちのカードがなくなった者が勝ちになります。

ジャンケンなどで最初の人を決めよう!
カードを出すときは最初の番の人が「1枚なら次の人はそのカードより強いカード1枚、2枚なら次の人はそのカードより強いカード2枚」と出していきます。
また、3枚の場合も同じでOK。
しかし、4枚の場合は革命となってカードの強さが逆になるので注意が必要です
大富豪の中でのカードの強さは次の章で紹介しているので、そちらをチェックしてください。

最初に2枚なら2枚出す

パスされたらより強いカード
ちなみに、ジョーカーは他のカードの代わりになるので「2枚や3枚同じカードがない場合はジョーカーで代用」と覚えておけば大丈夫。
出せない場合は下の写真の様に中央のカードをノケて、最後に出した人が最初のトランプを出すことができます。
ここが大富豪で戦略でも大事な場面!
以上が大富豪の1ゲーム毎の大まかな流れとなってます。
ここまで見て分かる通り、中央の場に出すカードの強さが重要になって来ますよね。
なので次は、大富豪のカード毎の強さと出し方をチェックしていきましょう!
大富豪のカード毎の強さと出し方
まず、初めに大富豪ではそれぞれのカードに優劣があります。
通常時のカードの強さ

大富豪で強いカード順(通常時)
【強い】ジョーカー>2>A>K>Q>J>10>9>8>7>6>5>4>3【弱い】
つまり、ジョーカーを除けば「2」が最強で、「3」が最弱と覚えておきましょう!
基本的には、『2』『A』『ジョーカー』の3枚を除いて数字の大きい順で考えればOK!
ただ、大富豪の特殊ルールの一つ「革命」の状況になると、このカードの強さがガラッと変わる。
革命時のカードの強さ

大富豪で強いカード順(革命時)
【強い】ジョーカー>3>4>5>6>7>8>9>10>J>Q>K>A>2【弱い】
つまり、革命時もジョーカーを除いて「3」が最強で、「2」が最弱と通常の逆だと覚えておきましょう!
つまり、先ほど強さが逆になる「まさに革命!」となります。
カードの出し方
【複数枚出し】
- 同じ数字のトランプは一度に出せます。
- ただ、場に出されたトランプ『3』が1枚で、4を複数枚は出せない。
- 枚数の決定権は最初に出す人にある。
- この時、4枚出したら革命。
【数字階段】
- 複数枚出しと違い、連番となる数字を一度に複数枚出せる。
- 例えば、場に『345』がある時6+7+8を同時に出せるというわけです。
- もし、数字階段が4枚出せた場合、階段革命となる。
【革命】
- 同じ数字が4枚or1+2+3+4など連なった数字のカード4枚でも、場に出すと「革命」
- 革命は、カードの強さが逆になるルール。
さて、先ほどチラッと出てきた「革命」という特殊ルールという言葉。
大富豪は、ただカードの強さの順番を出して行くだけのトランプゲームだと思ったら大間違いですよね。
カード特有の力があったりします。
そのカード特有の効果やカードの強さ、特殊ルールなどを組み合わせて戦うトランプゲームなんです。
というわけで次は、カード毎に与えられた役割や能力をチェックしていきましょう!
カードの役割と大富豪の特殊ルール
カードの役割
【ジョーカー】
- 大富豪で最強カード。
- 他のカードの代役として使える。
- 3を2枚出したい、でも1枚しかない時3+ジョーカーの2枚組で「3が2枚」として出せる。
- また、6+6+6+ジョーカーで革命する事が可能。
【8切り】
- 場に「8」を出すと強制的に、場のカードを省いて、出したプレイヤーが好きな数字から始められる。
【スペ3返し】
- 最強カードのジョーカーに、スペードの3だけ勝つ事ができる特殊なルール。
- その時以外は、普通に最弱なカード。
以上が、大富豪を遊ぶ時に特殊な役割を与えられたカードになります。
ただ『上記の3つ以外も含まれる』場合もあるので、それは地域によってのルール違ったりします。
いわゆる「地元ルールや郷土ルール」と呼ばれるものですね。
なので、先ほどの革命・ジョーカー・八切、以外も覚えないといけない場合が多いでしょう。
もう一つ、特殊な役割のカードでなく、大切な特殊ルールもチェックしていきましょう!
特殊ルール
【都落ち】
- 前のゲームで一位になった大富豪が、負けると強制的に大貧民になる。
- つまり、大富豪は一位で居続けなければならない。
【縛り】
- トランプにあるマークの同じものが続いた場合、次も同じマークのカードしか出せない。
- スペードの5の次がスペード6が出された場合、次からはスペード出なければならない。
【禁止上がり】
- 大富豪では、ジョーカーでは上がる(終わる)ことは不可能。反則負けになる
- ジョーカー以外でも、八切と最強カードで上がることも不可能。
- 革命時も適用されるので、「ジョーカー+8+2+3(革命時)」で上がるのは禁止。
以上がどの地域で比較的多く使われている特殊なルールなので、覚えておいて損はないですよ!
大富豪のルールと遊び方をおさらい
大富豪のルールと遊び方は以下の通りでしたよね!
- カードを均等に配り、順番を決めて最初の人からトランプカードを出す。
- 次の人は前の人より強いカードを出す。
- 出せない場合はパスもアリ(最後に出した人までパスが回ったら、一度中央のカードを流してその人からカードを出す)
- そして、最初に手札を無くなった人が勝ち。(最下位まで決める)
- 特殊カード:最強ジョーカー、ジョーカーにはスペードの3が勝てる、8話出すと場を流せる。
- 特殊ルール:大富豪が負ける→大貧民になる、マークでの縛り、ジョーカー・8・2・3(革命時)で上がれない。
大富豪はローカルルールを含めると、結構複雑になるので今回紹介した基本ルールをまず覚えるのがオススメです!
あとは友達や家族と遊ぶ時に、ローカルルールを覚えると言った感じですね、
さて、これで今日からでも大富豪で遊ぶ事ができるんじゃないでしょうか。
また、当サイトでは他のトランプゲームのルールや遊び方を紹介しているので、気になった遊びがあれば見ていってくださいね。